2018-09-05 (Wed)
(その3) で、スポークテンションの目標値のことをすっかり忘れて締めまくった結果、
締めすぎかも???状態になってました(´・ω・`)
そしたらコメントに「締めすぎな気が・・・」というのと「なじみ出しやった?」というのが来てまして、
締めすぎとわかっててそのまま走り回るのはやっぱ気持ちが悪いし、
おそらく乗り心地もあまり良くないんじゃないかと思う(フロントにはサスペンションがあるから衝撃がダイレクトに来るわけじゃないですけどね)のと、
なじみ出しをやってみようということで、
作業続行を決定!!(`・ω・´)
・・・してましたが、なんだかんだ日がずれて月曜の夕方に開始(^^;;;
まずは準備から。
いきなりたいぶ端折りますが(^^;;;、
タイヤとチューブを外し、リムにマーカーでスポーク番号を書いて、

今回は全てのスポークのニップルを回すつもりだから、あらかじめ 5-56 を全部のニップルにシュッとやっておきます。
振れチェック用の結束バンドも付けて


準備完了。
今回の作業は、(テンションの強い)左側のスポークのテンションを
ParkTook スポークテンションメーター TM-1 の読みで 25.5(テンション値は 127.3kgf ≒ 1273N)前後にするのを目標にしてみました。
なので、まずは全体を緩めて目標値近くに持っていって、
そこから振れ取りやって、なじみ出しやって、みたいな感じで進めますね。
それじゃ緩めていきます。
スポークレンチをニップルに当てて、

(この角度で見ると)時計回りに回すと緩みます。回す量は1/4回転づつ。
バルブ(穴)のとなりのニップルからスタートしてぐるっと一周します。
全部緩めたら、何本かスポークをピックアップして TM-1 でテンションをチェック。
すると、この時点では(TM-1 の読みで)26.0 前後までしか下がってなくて、
もともと 26.5 前後だったから、
もう1回全部緩めたらちょうどいいかも??
と思ってさらに緩めたんですよ、そしてテンションを測定したら・・・
こんなことになっちゃってました(゚Д゚;)

そりゃまあ「1/4回転を2回」と言っても角度を正確に測ってるわけじゃないから多少のずれはあると思うんですけど、
思ったよりグラフがいびつになってて振れも出てるし(´・ω・`)
25.5 が目標なのに、25.0 を下回るどころか 24.0 まで下がったやつもあって・・・
こんどは緩めすぎた orz...
結局ここからは、様子を見ながら締める/緩める作戦(作戦でもなんでもない気がするけど(゚ε゚)キニシナイ!!)でいくことに。
で、ひとまずこんなもんかな、というとこまでやって、
そのとき測定したテンションがこれ。

なんか雑な仕上がりやなぁ・・・と思った人、スルドイ!!(^^;;;
これには(チョットだけ)理由がありまして、
このあと、なじみ出しをやるわけですけど、
それによってテンションが変化して振れが出たりすることがあるみたいなんですよ、
そうなると当然、また振れ取りをやって、なじみ出しもやって・・・ってな感じで
1回やったらそれで終わり、じゃなくて、何度か繰り返して仕上げるらしいんですね。
でもそれだと、
最初の振れ取りで時間をかけて追い込んでたとしても(いくらかは)無駄になるかも?
と思ったので、
1回目は追い込まずにザックリな感じでやってみました。
決して手抜きじゃないですよ、後できっちり追い込むつもりですからね(こうやって書けば書くほど手抜きに見えてくる、不思議!!(^^;;;)
えーっと、不思議な話は置いといて・・・
なじみ出しをやりますね。
クイックリリースのシャフトを抜いて、

(ホイールと床、両方の)キズ防止のため、ウエスを折りたたんで分厚くした上にホイールを置き、

リムを(撮影の都合上、片手だけしか見えてませんが)両手でつかんで、体重をかけてグイグイ押さえつけます。

そしたらつかむ場所を変えながら、またグイグイ。
1周したら、ホイールを裏返して同様にグイグイ、グイグイ。
ひととおりやったらなじみ出し終了。
グイグイやってると、ニップルを回したときに何度も聞いたパキィィン!!音が1回だけですが出ました。
少なくとも1本はスポークのねじれが残ってた(のが開放された)ってことですよね。
さて、そしたらまた振れ取りに戻る・・・のではなくて、
いったん撤収して、一晩(これ書いてる時点ですでに三晩以上なのが確定してますが(^^;;;)寝かせますね。
先生!寝かせたらおいしくなりますか?(^O^)/
とかなんとか自分でツッコミそうになってましたが冗談でもなんでもなくて、
なじみ出しをしたら一晩寝かせる
というやり方がある(寝かせたあとで、また振れ取り、なじみ出し、・・・とやる)みたいなので、
ためしにマネてやってみようかと。
というわけで今回はここまで。
フロントホイールの振れ取りをするよ(その5) につづく
締めすぎかも???状態になってました(´・ω・`)
そしたらコメントに「締めすぎな気が・・・」というのと「なじみ出しやった?」というのが来てまして、
締めすぎとわかっててそのまま走り回るのはやっぱ気持ちが悪いし、
おそらく乗り心地もあまり良くないんじゃないかと思う(フロントにはサスペンションがあるから衝撃がダイレクトに来るわけじゃないですけどね)のと、
なじみ出しをやってみようということで、
作業続行を決定!!(`・ω・´)
・・・してましたが、なんだかんだ日がずれて月曜の夕方に開始(^^;;;
まずは準備から。
いきなりたいぶ端折りますが(^^;;;、
タイヤとチューブを外し、リムにマーカーでスポーク番号を書いて、

今回は全てのスポークのニップルを回すつもりだから、あらかじめ 5-56 を全部のニップルにシュッとやっておきます。
振れチェック用の結束バンドも付けて


準備完了。
今回の作業は、(テンションの強い)左側のスポークのテンションを
ParkTook スポークテンションメーター TM-1 の読みで 25.5(テンション値は 127.3kgf ≒ 1273N)前後にするのを目標にしてみました。
なので、まずは全体を緩めて目標値近くに持っていって、
そこから振れ取りやって、なじみ出しやって、みたいな感じで進めますね。
それじゃ緩めていきます。
スポークレンチをニップルに当てて、

(この角度で見ると)時計回りに回すと緩みます。回す量は1/4回転づつ。
バルブ(穴)のとなりのニップルからスタートしてぐるっと一周します。
全部緩めたら、何本かスポークをピックアップして TM-1 でテンションをチェック。
すると、この時点では(TM-1 の読みで)26.0 前後までしか下がってなくて、
もともと 26.5 前後だったから、
もう1回全部緩めたらちょうどいいかも??
と思ってさらに緩めたんですよ、そしてテンションを測定したら・・・
こんなことになっちゃってました(゚Д゚;)

そりゃまあ「1/4回転を2回」と言っても角度を正確に測ってるわけじゃないから多少のずれはあると思うんですけど、
思ったよりグラフがいびつになってて振れも出てるし(´・ω・`)
25.5 が目標なのに、25.0 を下回るどころか 24.0 まで下がったやつもあって・・・
こんどは緩めすぎた orz...
結局ここからは、様子を見ながら締める/緩める作戦(作戦でもなんでもない気がするけど(゚ε゚)キニシナイ!!)でいくことに。
で、ひとまずこんなもんかな、というとこまでやって、
そのとき測定したテンションがこれ。

なんか雑な仕上がりやなぁ・・・と思った人、スルドイ!!(^^;;;
これには(チョットだけ)理由がありまして、
このあと、なじみ出しをやるわけですけど、
それによってテンションが変化して振れが出たりすることがあるみたいなんですよ、
そうなると当然、また振れ取りをやって、なじみ出しもやって・・・ってな感じで
1回やったらそれで終わり、じゃなくて、何度か繰り返して仕上げるらしいんですね。
でもそれだと、
最初の振れ取りで時間をかけて追い込んでたとしても(いくらかは)無駄になるかも?
と思ったので、
1回目は追い込まずにザックリな感じでやってみました。
決して手抜きじゃないですよ、後できっちり追い込むつもりですからね(こうやって書けば書くほど手抜きに見えてくる、不思議!!(^^;;;)
えーっと、不思議な話は置いといて・・・
なじみ出しをやりますね。
クイックリリースのシャフトを抜いて、

(ホイールと床、両方の)キズ防止のため、ウエスを折りたたんで分厚くした上にホイールを置き、

リムを(撮影の都合上、片手だけしか見えてませんが)両手でつかんで、体重をかけてグイグイ押さえつけます。

そしたらつかむ場所を変えながら、またグイグイ。
1周したら、ホイールを裏返して同様にグイグイ、グイグイ。
ひととおりやったらなじみ出し終了。
グイグイやってると、ニップルを回したときに何度も聞いたパキィィン!!音が1回だけですが出ました。
少なくとも1本はスポークのねじれが残ってた(のが開放された)ってことですよね。
さて、そしたらまた振れ取りに戻る・・・のではなくて、
いったん撤収して、一晩(これ書いてる時点ですでに三晩以上なのが確定してますが(^^;;;)寝かせますね。
先生!寝かせたらおいしくなりますか?(^O^)/
とかなんとか自分でツッコミそうになってましたが冗談でもなんでもなくて、
なじみ出しをしたら一晩寝かせる
というやり方がある(寝かせたあとで、また振れ取り、なじみ出し、・・・とやる)みたいなので、
ためしにマネてやってみようかと。
というわけで今回はここまで。
フロントホイールの振れ取りをするよ(その5) につづく
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- フロントホイールの振れ取りをするよ(その6)
- フロントホイールの振れ取りをするよ(その5)
- フロントホイールの振れ取りをするよ(その4)
- フロントホイールの振れ取りをするよ(その3)
- フロントホイールの振れ取りをするよ(その2)
Re: タイトルなし * by ポタ郎
タクマ さん
> もっと言うと縦方向(直径方向)も同じ事をやるとより正確な方向に負荷が掛かるのですが、テンションを相応に上げてるので実際に走行して馴染みを出すのが無難かと。
縦方向に力をかけるタイプのなじみ出しについては考えてもなかったので目からうろこです。
たしかに横方向だけだと(厳密には)不十分ですね。
ただ、実際に走ればいい、ってのはそうだと思いますし、さらに、
振れ取り(なじみ出しは横方向のみ)をひととおりやってから少し走ってみて、
スポークテンションが変化するかどうか調べてみる、なんてのもおもしろそうです。
> もっと言うと縦方向(直径方向)も同じ事をやるとより正確な方向に負荷が掛かるのですが、テンションを相応に上げてるので実際に走行して馴染みを出すのが無難かと。
縦方向に力をかけるタイプのなじみ出しについては考えてもなかったので目からうろこです。
たしかに横方向だけだと(厳密には)不十分ですね。
ただ、実際に走ればいい、ってのはそうだと思いますし、さらに、
振れ取り(なじみ出しは横方向のみ)をひととおりやってから少し走ってみて、
スポークテンションが変化するかどうか調べてみる、なんてのもおもしろそうです。
>少なくとも1本はスポークのねじれが残ってた(のが開放された)ってことですよね。
正解です。
もっと言うと縦方向(直径方向)も同じ事をやるとより正確な方向に負荷が掛かるのですが、テンションを相応に上げてるので実際に走行して馴染みを出すのが無難かと。
体重+車体重量が掛かるのと、制動やコーナーリングで色々な方向から負荷が掛けられるので。