2020-04-27 (Mon)
当初はもっと早くUPするつもりでいたんですが(いちおうホントですよ(^^;;;)、
11sスプロケットのときみたいに 撮影しすぎて断捨離三昧してました(;^ω^)
というわけで、本題。
完組ホイール FULCRUM Red Zone 7 29(スペックは こちら)をチェックしますね。
完組ホイール探しにあたって(諭吉以外で)問題になってたのがクイックリリースへの対応。
FULCRUM Red Zone 7 29 の場合、
フロントがクイックリリース(O.L.D. 100mm)と15mmスルーアクスル(同 100mm)に対応し、
リアのほうはクイックリリース(O.L.D. 135mm)と12mmスルーアクスル(同 142mm)に対応してます。
クイックリリースとスルーアクスルの切り替えは、
付属のアダプターを付け替えればOK!!
なので、クイックリリース用のアダプターをセットすれば
TALON 29er 2 にすんなり付くハズ(´▽`)
TALON 29er 2 のホイールとの違いをざっとリストアップすると、
・チューブレスレディ対応
・リムが広い(4mm ほど広い)
・シールドベアリング
・ストレートプルスポーク
・ディスクローター固定方法がセンターロックタイプ(AFS)
などですね。
AFS とは Axial Fixing System の頭文字で、ネットを見てると
AFS = センターロック
てな感じで書いてたりする場合もあって、
ポタ郎は当初、SHIMANO のセンターロックと完全互換だと勘違いしてたんですが、
ロックリングの互換性はないようです。
それじゃ見ていきますが、
実は箱のオープン直後にちょいとありまして・・・
ホイールと付属品らしき袋があったんですけど、


袋にクイックリリースレバー2つと取説、って書いてあってビックリ(◎_◎;)
FULCRUM Red Zone 7 29 にはクイックリリースレバーは付属しないハズなので
一瞬、違うモノが届いたんじゃないかと思ってメッチャあせりました(゚Д゚;)
結論から言うと、モノは合ってた(っぽい)ので大丈夫だったのですが、
ムダにドキドキして、何もしないうちからいきなり疲れました(;´Д`)
こちらがその問題の付属品。

デッカイ取説(日本語もあります)と、小分けになってるアダプターが3種。
デッカイ取説を見ると、

RED ZONE 500 だ、RED ZONE 700 だ、って書いてあって、少なくともこの取説は古いみたいだし、
ザックリとしか書いてなくて、必要なことは実物とイラストから読み取れ!!ってな感じ。
小分けのアダプター(フロント用)。


クイックリリース用アダプターですね。


重量は

15.3g。
※残りの小分けはリア用なので、あとでやりますね。
ではいよいよフロントホイールを見ていきます。
箱から出した直後の状態。


ハブの両端に保護キャップが被せてあり、
見えてませんが、ディスクローター取り付け部分もカバーされてます。
ハブをアップで(右側)。

一番手前のシルバーの輪っかは 15mmスルーアクスル用アダプターで、最初から付いてました。
こちら側はシールドベアリングは露出してません。
スポークは、φ2.0 のステンレス製ストレートプルタイプが 28本(リアも同様)。
ストレートプルは、丈夫で剛性が高い(スポークテンションを高くできる)らしいですけど、
こいつは断面が丸いので振れ取りがやりにくいかも?(ニップルを回すとスポークも回るよね)
振れ取りしたくなったらまた考えることにします(;^ω^)
ハブが専用設計だから?

スポークの根元は(画像で)上下にずれてて、
途中でスポークが交差しても、接触せず1本1本すべて独立してますね、
こんなになってるとは知りませんでした(◎_◎;)(どんだけ初心者やねん(-_-;))
素人考えですが、
スポーク同士が接触してると、多かれ少なかれ、なんらかの干渉が起きるんでしょう、
そういうのを排除できる、ってことかも。
左側。

右側と同様、15mmスルーアクスル用アダプター付き。
青く見えてるのはダストキャップ的なカバーで(たぶんね)、
おそらくこの奥にシールドベアリングが隠れてます(露出してない)。
※(その2)で、リアハブの右側が似た構造になってました
2020.05.04 訂正(シールドベアリングが露出してる → 露出してない)
白っぽいのは、ディスクローター取り付け部分のカバー。
ロックリングを外したら

直下に薄いワッシャーがありました。
以前チェックした SHIMANO のロックリングには薄いリングがくっついてましたが、
こいつは独立したワッシャーになってます。
見た目はまさにペラッペラ(厚みは 約0.1mm)

うかつに触ってぐにゃりとやっちゃいそうでチョイこわ(;´∀`)
ロックリングをアップで。


工具が当たる爪は外周にあります。外セレーションです。
使う工具は、ホローテックⅡBB 用の工具。
見づらいですが、内側にネジ山があります。

全体の厚みは 約2.8mm

ですが、工具が当たる爪の部分はもっと薄くて 2.5mm に満たないです。
こいつを 40~50N・m で締める、ってのは意外と難しいのかも?
コレ、目をこらしてよーーーく見てください。

"LOCK→40Nm" って刻印されてるように見えませんか?
締める方向と締め付けトルクの指定ですよね。
さらに反対側。

"M1-101" ですかね?これは管理番号??
でもどちらもぱっと見は、ほぼほぼわからない感じになってます。
もともと刻印があったものを上から加工してつぶした(もしくはつぶれた)んですかね??
(-ω-;)ウーン、わかりません(^^;;;
・・・おっと、久しぶりに横道にそれた?(しょっちゅうそれてるやん(-_-;))
リルートしま~す(^O^)/
ディスクローター取り付け部分をアップで。

先に書いたロックリングの互換性を確認しようと思って
SHIMANO SM-RT70-S 付属の内セレーションのロックリングを持ってきたんですが・・・


どう見てもネジ山が合わない(※)し、サイズも違うから根本的にムリってことが判明(´・ω・`)
※FULCRUM のハブには外側にネジ山があり、SHIMANO の(内セレーションの)ロックリングも外側にネジ山があるから
なお、SHIMANO の外セレーションのロックリングについては
実物が手元にないため、残念ながら未確認です m(_ _)m
気になる人は自分で調べてね。
リムのバルブ穴周辺。

ここだけレーザー刻印(?)されてます。
リムだけでなくハブにもロゴなんかがありますけど、そういうのはシールですね(あるある?)。
ETRTO 622×23C のアルミリム。

"2-WAY FIT READY" とありますが、
クリンチャーとチューブレスどちらもOK!!ってことをそのように呼んでるだけ?
FULCRUM のマーク(これもシールね)があるところはリムの継ぎ目っぽい。

バルブ穴を外側から。

リムテープがありますが、これってクリンチャー用ですよね、
チューブレスにするときは、このリムテープは使えないので外して
(チューブレス用の)別のリムテープを貼る必要があるみたい。
リムテープの幅が 28mm ってことですかね。

リム幅は、今のホイールより 4mm くらい広くなるので、
剛性感UPとかエアボリュームUPとか、いいこといっぱいみたい(←いまいちよくわかってない?(;´∀`))
15mmスルーアクスル用アダプターを外しますよ。

単に押し込んであるだけっぽい(Oリングで引っかかってる)ので
手ですぐ取れると思ったら、これがなかなか取れず苦戦(´・ω・`)
結局、ペーパータオルを当ててドライバーでそっとこじり、
なんとか外しました(^^;;;

同様に反対側も。

ここまででいったん重量測定しときますね。
15mmスルーアクスル用アダプター

6.8g。
ロックリングとワッシャー(フロントホイール付属)

11.8g。
フロントホイール本体(リムテープ付き)

914.0g。
まだリアが残ってますが、長くなったので今回はここまで。
つづきます。
11sスプロケットのときみたいに 撮影しすぎて断捨離三昧してました(;^ω^)
というわけで、本題。
完組ホイール FULCRUM Red Zone 7 29(スペックは こちら)をチェックしますね。
完組ホイール探しにあたって(諭吉以外で)問題になってたのがクイックリリースへの対応。
FULCRUM Red Zone 7 29 の場合、
フロントがクイックリリース(O.L.D. 100mm)と15mmスルーアクスル(同 100mm)に対応し、
リアのほうはクイックリリース(O.L.D. 135mm)と12mmスルーアクスル(同 142mm)に対応してます。
クイックリリースとスルーアクスルの切り替えは、
付属のアダプターを付け替えればOK!!
なので、クイックリリース用のアダプターをセットすれば
TALON 29er 2 にすんなり付くハズ(´▽`)
TALON 29er 2 のホイールとの違いをざっとリストアップすると、
・チューブレスレディ対応
・リムが広い(4mm ほど広い)
・シールドベアリング
・ストレートプルスポーク
・ディスクローター固定方法がセンターロックタイプ(AFS)
などですね。
AFS とは Axial Fixing System の頭文字で、ネットを見てると
AFS = センターロック
てな感じで書いてたりする場合もあって、
ポタ郎は当初、SHIMANO のセンターロックと完全互換だと勘違いしてたんですが、
ロックリングの互換性はないようです。
それじゃ見ていきますが、
実は箱のオープン直後にちょいとありまして・・・
ホイールと付属品らしき袋があったんですけど、


袋にクイックリリースレバー2つと取説、って書いてあってビックリ(◎_◎;)
FULCRUM Red Zone 7 29 にはクイックリリースレバーは付属しないハズなので
一瞬、違うモノが届いたんじゃないかと思ってメッチャあせりました(゚Д゚;)
結論から言うと、モノは合ってた(っぽい)ので大丈夫だったのですが、
ムダにドキドキして、何もしないうちからいきなり疲れました(;´Д`)
こちらがその問題の付属品。

デッカイ取説(日本語もあります)と、小分けになってるアダプターが3種。
デッカイ取説を見ると、

RED ZONE 500 だ、RED ZONE 700 だ、って書いてあって、少なくともこの取説は古いみたいだし、
ザックリとしか書いてなくて、必要なことは実物とイラストから読み取れ!!ってな感じ。
小分けのアダプター(フロント用)。


クイックリリース用アダプターですね。


重量は

15.3g。
※残りの小分けはリア用なので、あとでやりますね。
ではいよいよフロントホイールを見ていきます。
箱から出した直後の状態。


ハブの両端に保護キャップが被せてあり、
見えてませんが、ディスクローター取り付け部分もカバーされてます。
ハブをアップで(右側)。

一番手前のシルバーの輪っかは 15mmスルーアクスル用アダプターで、最初から付いてました。
こちら側はシールドベアリングは露出してません。
スポークは、φ2.0 のステンレス製ストレートプルタイプが 28本(リアも同様)。
ストレートプルは、丈夫で剛性が高い(スポークテンションを高くできる)らしいですけど、
こいつは断面が丸いので振れ取りがやりにくいかも?(ニップルを回すとスポークも回るよね)
振れ取りしたくなったらまた考えることにします(;^ω^)
ハブが専用設計だから?

スポークの根元は(画像で)上下にずれてて、
途中でスポークが交差しても、接触せず1本1本すべて独立してますね、
こんなになってるとは知りませんでした(◎_◎;)(どんだけ初心者やねん(-_-;))
素人考えですが、
スポーク同士が接触してると、多かれ少なかれ、なんらかの干渉が起きるんでしょう、
そういうのを排除できる、ってことかも。
左側。

右側と同様、15mmスルーアクスル用アダプター付き。
青く見えてるのはダストキャップ的なカバーで(たぶんね)、
おそらくこの奥にシールドベアリングが隠れてます(露出してない)。
※(その2)で、リアハブの右側が似た構造になってました
2020.05.04 訂正(シールドベアリングが露出してる → 露出してない)
白っぽいのは、ディスクローター取り付け部分のカバー。
ロックリングを外したら

直下に薄いワッシャーがありました。
以前チェックした SHIMANO のロックリングには薄いリングがくっついてましたが、
こいつは独立したワッシャーになってます。
見た目はまさにペラッペラ(厚みは 約0.1mm)

うかつに触ってぐにゃりとやっちゃいそうでチョイこわ(;´∀`)
ロックリングをアップで。


工具が当たる爪は外周にあります。外セレーションです。
使う工具は、ホローテックⅡBB 用の工具。
見づらいですが、内側にネジ山があります。

全体の厚みは 約2.8mm

ですが、工具が当たる爪の部分はもっと薄くて 2.5mm に満たないです。
こいつを 40~50N・m で締める、ってのは意外と難しいのかも?
コレ、目をこらしてよーーーく見てください。

"LOCK→40Nm" って刻印されてるように見えませんか?
締める方向と締め付けトルクの指定ですよね。
さらに反対側。

"M1-101" ですかね?これは管理番号??
でもどちらもぱっと見は、ほぼほぼわからない感じになってます。
もともと刻印があったものを上から加工してつぶした(もしくはつぶれた)んですかね??
(-ω-;)ウーン、わかりません(^^;;;
・・・おっと、久しぶりに横道にそれた?(しょっちゅうそれてるやん(-_-;))
リルートしま~す(^O^)/
ディスクローター取り付け部分をアップで。

先に書いたロックリングの互換性を確認しようと思って
SHIMANO SM-RT70-S 付属の内セレーションのロックリングを持ってきたんですが・・・


どう見てもネジ山が合わない(※)し、サイズも違うから根本的にムリってことが判明(´・ω・`)
※FULCRUM のハブには外側にネジ山があり、SHIMANO の(内セレーションの)ロックリングも外側にネジ山があるから
なお、SHIMANO の外セレーションのロックリングについては
実物が手元にないため、残念ながら未確認です m(_ _)m
気になる人は自分で調べてね。
リムのバルブ穴周辺。

ここだけレーザー刻印(?)されてます。
リムだけでなくハブにもロゴなんかがありますけど、そういうのはシールですね(あるある?)。
ETRTO 622×23C のアルミリム。

"2-WAY FIT READY" とありますが、
クリンチャーとチューブレスどちらもOK!!ってことをそのように呼んでるだけ?
FULCRUM のマーク(これもシールね)があるところはリムの継ぎ目っぽい。

バルブ穴を外側から。

リムテープがありますが、これってクリンチャー用ですよね、
チューブレスにするときは、このリムテープは使えないので外して
(チューブレス用の)別のリムテープを貼る必要があるみたい。
リムテープの幅が 28mm ってことですかね。

リム幅は、今のホイールより 4mm くらい広くなるので、
剛性感UPとかエアボリュームUPとか、いいこといっぱいみたい(←いまいちよくわかってない?(;´∀`))
15mmスルーアクスル用アダプターを外しますよ。

単に押し込んであるだけっぽい(Oリングで引っかかってる)ので
手ですぐ取れると思ったら、これがなかなか取れず苦戦(´・ω・`)
結局、ペーパータオルを当ててドライバーでそっとこじり、
なんとか外しました(^^;;;

同様に反対側も。

ここまででいったん重量測定しときますね。
15mmスルーアクスル用アダプター

6.8g。
ロックリングとワッシャー(フロントホイール付属)

11.8g。
フロントホイール本体(リムテープ付き)

914.0g。
まだリアが残ってますが、長くなったので今回はここまで。
つづきます。
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- 完組ホイール FULCRUM Red Zone 7 29 をチェック(その2)
- 完組ホイール FULCRUM Red Zone 7 29 をチェック(その1)
- ディスクローター SHIMANO SM-RT70-S をチェック
- ポチったホイールが到着ッ!!(`・ω・´)
Re: No Subject * by ポタ郎
タクマ さん
ワイドリム化の最大のメリットを一言で言うと、グリップ力向上、なんですね。
他にもいいことがあるみたいだし、
デメリットはほぼほぼなさそうな感じ(MTBの場合。ロードだとリムがチョイ重くなるのが気になるかも)
でイイです。
> 尚、外セレのロックリングも内セレと作りは殆ど一緒です。
> https://drive.google.com/folderview?id=1pP7lyfouRDL5XUcKZJ0tiU2ryI9CfcF8 (リンク先Google Driveです、ご注意下さい。画像は赤がWH-M778用、黒がHB-M6010付属品)
わかりやすい画像、ありがとうございます m(_ _)m
たしかに、(穴の大きさを除けば)爪が内か外かの違いくらいしかないですね、
これで(SHIMANO の)外セレーションも使えないことがはっきりしたので、モヤモヤが取れました(´▽`)
ワイドリム化の最大のメリットを一言で言うと、グリップ力向上、なんですね。
他にもいいことがあるみたいだし、
デメリットはほぼほぼなさそうな感じ(MTBの場合。ロードだとリムがチョイ重くなるのが気になるかも)
でイイです。
> 尚、外セレのロックリングも内セレと作りは殆ど一緒です。
> https://drive.google.com/folderview?id=1pP7lyfouRDL5XUcKZJ0tiU2ryI9CfcF8 (リンク先Google Driveです、ご注意下さい。画像は赤がWH-M778用、黒がHB-M6010付属品)
わかりやすい画像、ありがとうございます m(_ _)m
たしかに、(穴の大きさを除けば)爪が内か外かの違いくらいしかないですね、
これで(SHIMANO の)外セレーションも使えないことがはっきりしたので、モヤモヤが取れました(´▽`)
ワイドリム化の最大のメリットはトレッド面の接地面積が増える事でタイヤのノブが地面を掴みやすくなる事、コレに尽きる感じですね。
縦方向のグリップは面圧やノブが泥を掴む能力で変わりますが、横方向のグリップはソコにタイヤの接地幅の影響が増えます。
要するにコーナリング時の性能を向上して安定性を上げる事が目的です。
尚、外セレのロックリングも内セレと作りは殆ど一緒です。
https://drive.google.com/folderview?id=1pP7lyfouRDL5XUcKZJ0tiU2ryI9CfcF8 (リンク先Google Driveです、ご注意下さい。画像は赤がWH-M778用、黒がHB-M6010付属品)