2017-10-14 (Sat)
(その2) で、ぶっ壊したかと思ってヤバかった下ワンをなんとか復活させました。
その際、名無しリングを下玉押しと一緒に外そうとして、マイナスドライバーを突っ込んでハンマーで殴り、
無事に(?)名無しリングは外れましたが・・・

実はこの時点ではまだ下玉押しが外れてないんですよ、
ポタ郎はてっきり、下玉押しを少し(2mm とか)浮かせればすぐ外れると思ってたんですが、
実際には、コラムの根元から 7mm くらい(?)上までほんのわずかですが太くなっていて、そこに下玉押しがはまってるから、
太くなってる部分を全部ずらしきらないと外れないんですね(´・ω・`)

それで、単にマイナスドライバーの先を突っ込んだくらいでは(突っ込む物の厚みが足りないから)ずらしにくくなってきて、
もう1本追加で突っ込んだりとかして、かなり強引に(^^;;;たたき出しました。


ちなみに、終わってから思いましたが、下玉押しが少し浮いたときにすきまに金属板を挟むなどしていれば、もっと外しやすかったかもしれません。
さてこれで、やっとこさ下玉押しが外れたわけですが、
汚れをふいてよく見ると・・・

キズが付いてる!?(゚Д゚;)
ドライバーの角度が悪い状態で殴ったってことなんでしょうか orz...
専用工具じゃないからこういうことも起きやすいですよね(´・ω・`)
まあでもちょっとキズはあるけど変形とかはしてなさそうなので、下玉押しの機能には影響しないはず(たぶん)。


というわけで、この下玉押しを再利用しますよ(`・ω・´)
そしたらこんどは上ワン。
こいつは下ワンみたいにばらけてないので、中身を直接クリーニングできませんが、
すきまからベアリングが見えてるので、

そこにディグリーザーを(垂れない程度に)軽く吹きかけて、

ほんのちょっとずつしかふけませんが、すきまからしつこくしつこくふき取ります。嫌になるまで(^^;;;
そしたらすぐにグリスを付けたいところですが、ディグリーザーが完全に乾くまで置いておきますね。
さーてここでついに、新しいフロントサスペンションの登場です!!

SR SUNTOUR(SRサンツアー) EPIXON(エピクソン) ブラックスタンチオン RL-R-29 ブラック
コラムにさっき外した下玉押しを圧入しますよ。

コラムの先っぽから下玉押しを入れて、
ここまではスッと入ります。

このあたりから根元までが太くなってるんですね。
ここからどうするかというと・・・
塩 ビ パ イ プ !!(ここドラえもんで)

コラムのサイズは 1-1/8インチ、つまり 28.6mm です。
塩ビパイプの規格を調べると、
VP30 っていうやつが、外径 38mm、厚さ 3.1mm(つまり、内径は 38 - 3.1×2 = 31.8mm)でちょうど良さそう(コラムよりちょっとだけ太いから)なので、それにしました。ちなみに長さは 25cm。

この塩ビパイプをコラムに被せて、

っとその前に忘れてました、念のため、軽くグリスを付けてから

塩ビパイプを手で持って、コンコンと下玉押しをたたいていきますが・・・
あれ?

いきなり斜めってる・・・(´・ω・`)
ここから先は、様子を見ながら塩ビパイプをハンマーでたたく作戦に変更し、
根元まで入れることに成功。

細かいゴミみたいなのがありますが、
塩ビパイプが削れてました。

これはしかたないですね、"鉄(クロモリ?)VS 塩ビ" だから、そりゃ塩ビが負けちゃいますね。
さて次は、コラムの長さを決めましょう。
今回は元のフロントサスペンションのコラムと同じ長さにするつもりなので、元のコラムの長さを測ってそれに合わせる、という手もありますが、
フロントサスペンションをちゃんとフレームに組んだ状態で長さを決める方法でやってみますね。
外してあったヘッドパーツ(クリーニング済み)です。

ヘッドチューブにコラムを通し、

上ワンの上に、コンプレッションリング、

トップカバー、

コーンスペーサー、

そして、ステムとスペーサーも付けます。

そしたらけがきますよ。

こんな感じで印が付きました。

このけがいた位置はスペーサーのてっぺんの位置なので、ここでカットするわけではありません。
カットする位置は、ここから 2mm 下がった位置です。
※この 2mm 下がってるおかげでトップキャップとコラムとの間にすきまができて、トップキャップボルトを締めるとき(玉当たり調整するとき)にコラムを引き上げることができます。
コラムを抜いて、さっきけがいた所から 2mm 下がった位置にさらに印を付けます。そこがカット位置です。


そしたらパイプカッターでカットしていきます。

ハイ、切れました。

バリがあるので、ヤスリなどでバリを取ったら、
念のため、長さをチェックしますね。
またヘッドチューブに通して、

ヘッドパーツを・・・ってあれ?

トップカバーが入らない!?
目を凝らしてよ~く見たら、コラムをカットした所が、ごくわずかながら膨らんでます(@_@;)

そのせいで引っかかったみたいです。
しかもコーンスペーサーのほうはさらにキツキツで・・・(´・ω・`)
膨らんだところを一生懸命(^^;;;ここまで削って、

やっとのことで入りました。

ステムとスペーサーを付けて、

スペーサーの一番上とコラムの一番上との間にイイ感じにすきまができてますね、OKそうです!!
次回は、スターファングルナットの圧入からやりますよ(`・ω・´)
フロントサスペンションを交換するよ(その4) へつづく
その際、名無しリングを下玉押しと一緒に外そうとして、マイナスドライバーを突っ込んでハンマーで殴り、
無事に(?)名無しリングは外れましたが・・・

実はこの時点ではまだ下玉押しが外れてないんですよ、
ポタ郎はてっきり、下玉押しを少し(2mm とか)浮かせればすぐ外れると思ってたんですが、
実際には、コラムの根元から 7mm くらい(?)上までほんのわずかですが太くなっていて、そこに下玉押しがはまってるから、
太くなってる部分を全部ずらしきらないと外れないんですね(´・ω・`)

それで、単にマイナスドライバーの先を突っ込んだくらいでは(突っ込む物の厚みが足りないから)ずらしにくくなってきて、
もう1本追加で突っ込んだりとかして、かなり強引に(^^;;;たたき出しました。


ちなみに、終わってから思いましたが、下玉押しが少し浮いたときにすきまに金属板を挟むなどしていれば、もっと外しやすかったかもしれません。
さてこれで、やっとこさ下玉押しが外れたわけですが、
汚れをふいてよく見ると・・・

キズが付いてる!?(゚Д゚;)
ドライバーの角度が悪い状態で殴ったってことなんでしょうか orz...
専用工具じゃないからこういうことも起きやすいですよね(´・ω・`)
まあでもちょっとキズはあるけど変形とかはしてなさそうなので、下玉押しの機能には影響しないはず(たぶん)。


というわけで、この下玉押しを再利用しますよ(`・ω・´)
そしたらこんどは上ワン。
こいつは下ワンみたいにばらけてないので、中身を直接クリーニングできませんが、
すきまからベアリングが見えてるので、

そこにディグリーザーを(垂れない程度に)軽く吹きかけて、

ほんのちょっとずつしかふけませんが、すきまからしつこくしつこくふき取ります。嫌になるまで(^^;;;
そしたらすぐにグリスを付けたいところですが、ディグリーザーが完全に乾くまで置いておきますね。
さーてここでついに、新しいフロントサスペンションの登場です!!

SR SUNTOUR(SRサンツアー) EPIXON(エピクソン) ブラックスタンチオン RL-R-29 ブラック
コラムにさっき外した下玉押しを圧入しますよ。

コラムの先っぽから下玉押しを入れて、
ここまではスッと入ります。

このあたりから根元までが太くなってるんですね。
ここからどうするかというと・・・
塩 ビ パ イ プ !!(ここドラえもんで)

コラムのサイズは 1-1/8インチ、つまり 28.6mm です。
塩ビパイプの規格を調べると、
VP30 っていうやつが、外径 38mm、厚さ 3.1mm(つまり、内径は 38 - 3.1×2 = 31.8mm)でちょうど良さそう(コラムよりちょっとだけ太いから)なので、それにしました。ちなみに長さは 25cm。

この塩ビパイプをコラムに被せて、

っとその前に忘れてました、念のため、軽くグリスを付けてから

塩ビパイプを手で持って、コンコンと下玉押しをたたいていきますが・・・
あれ?

いきなり斜めってる・・・(´・ω・`)
ここから先は、様子を見ながら塩ビパイプをハンマーでたたく作戦に変更し、
根元まで入れることに成功。

細かいゴミみたいなのがありますが、
塩ビパイプが削れてました。

これはしかたないですね、"鉄(クロモリ?)VS 塩ビ" だから、そりゃ塩ビが負けちゃいますね。
さて次は、コラムの長さを決めましょう。
今回は元のフロントサスペンションのコラムと同じ長さにするつもりなので、元のコラムの長さを測ってそれに合わせる、という手もありますが、
フロントサスペンションをちゃんとフレームに組んだ状態で長さを決める方法でやってみますね。
外してあったヘッドパーツ(クリーニング済み)です。

ヘッドチューブにコラムを通し、

上ワンの上に、コンプレッションリング、

トップカバー、

コーンスペーサー、

そして、ステムとスペーサーも付けます。

そしたらけがきますよ。

こんな感じで印が付きました。

このけがいた位置はスペーサーのてっぺんの位置なので、ここでカットするわけではありません。
カットする位置は、ここから 2mm 下がった位置です。
※この 2mm 下がってるおかげでトップキャップとコラムとの間にすきまができて、トップキャップボルトを締めるとき(玉当たり調整するとき)にコラムを引き上げることができます。
コラムを抜いて、さっきけがいた所から 2mm 下がった位置にさらに印を付けます。そこがカット位置です。


そしたらパイプカッターでカットしていきます。

ハイ、切れました。

バリがあるので、ヤスリなどでバリを取ったら、
念のため、長さをチェックしますね。
またヘッドチューブに通して、

ヘッドパーツを・・・ってあれ?

トップカバーが入らない!?
目を凝らしてよ~く見たら、コラムをカットした所が、ごくわずかながら膨らんでます(@_@;)

そのせいで引っかかったみたいです。
しかもコーンスペーサーのほうはさらにキツキツで・・・(´・ω・`)
膨らんだところを一生懸命(^^;;;ここまで削って、

やっとのことで入りました。

ステムとスペーサーを付けて、

スペーサーの一番上とコラムの一番上との間にイイ感じにすきまができてますね、OKそうです!!
次回は、スターファングルナットの圧入からやりますよ(`・ω・´)
フロントサスペンションを交換するよ(その4) へつづく
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